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第３１回作品展 / ﾃﾞ･ﾊﾋﾞﾗﾝﾄﾞﾓｽｷｰﾄⅩⅦ　中野ﾀﾐﾔ1/48
戦略物資を有効に使うため、木材を中心に使った航空機が各国で研究開発された。しかし重量増が顕著で強力な接着剤も無く、レシプロ機の終焉とともにその姿を消したが、その中にあって「ＤＨ９８モスキート」は開発に成功した木製多用途機で、当初は爆撃機として開発されたが、のち偵察戦闘機として活躍し高空高速での性能を十分に発揮しドイツ軍を悩ませた。日本でも「疾風」の木製化を計画、キー１０６として立川飛行機で開発されたが重量増が致命傷になり３機試作されただけで終わった。